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2007年3月17日 (土)

どうしてこんな事が・・・

先月からずっと元気が出ませんでした。理由は、「写真」

昨年の秋、甥や姪が一年前から私に内緒で計画してくれた「還暦のお祝い」本当に嬉しかったです。会場の他に写真館での全員集合の写真も予約をしてくれたのです。
88歳の母を含め、地方から仕事を休んで駆けつけてくれた甥や、北海道の仕事先から飛行機で駆けつけてくれた姪夫婦等、もうこんなに皆が揃って写真を撮ることは無いだろうと緊張をしながら、最年少の3ヶ月から88歳まで18名の集合写真でした。その後の会場での賑やかなおしゃべりと、その時に貰った記念の品。
それらのすべてが、これからの自分の励みになり頑張りの元になると心の中に刻みました。

そして、「全員集合の写真屋さんの大きな写真」を、「キンコーズ」で(自宅のスキャナーより解像度が良いと思い)コピーをして、暮れからお正月の準備の合間を縫って何日もかかって「額」を探し印刷をし、名前入りの「熨斗紙」も作成し「お年賀」として感謝の気持ちを込めて新年会当日皆に配りました。
ところが、何日かして姉から「写真がおかしい」と言われてよく見ると、写真が裏返しになっておりました。右隣にいたはずの母が左に写っていて、当日貰った大きな花束を逆の手で持っているのです。一瞬自分のミスかと思い全身から血が引いてしまいましたが、原本も同じ。
写真館が裏返しにしてしまったのです。当初は着物で出席する予定でしたが洋服でした。でも「左前」に変わりはありません。「お祝い」の写真が「左前」「裏返し」‼ 気持ちが悪いし、しかも「お年賀」として、熨斗紙をつけて全員に配ってしまったのです。アメリカまで行っています。どうしてよいのか・・・・。とにかくこんな事に有った事が無いし何より、気味が悪い。

新年早々、縁起でも無い物を配ってしまった事が、頭の中でぐるぐると回って何をどうして良いのか、夜寝ていても夢に出て来てしまいます。(皆に飾ってもらおうと、わざわざ額に入れたのに、裏返しの写真を皆飾っていると思うと・・・)何日も眠れませんでした。

何日かして意を決し、池袋Tデパートの写真館へ行き話しをすると、「やはり裏返しでした。早速正しいものを作り直します」との事。そんなバカな!そんな問題じゃないでしょ!ひっくり返し直した物など見たくもないし飾る気にもなりません。写真を返し、会を計画して写真館の予約をしてくれた甥に電話を掛けて内容を説明しました。
週末に来てくれた甥は、「今は何も考えられない」と言う私に「分かった。その旨を伝えてチョット時間を置こう」と言ってくれたものの、「じゃあどうすればいいの?」と言われても本当にどうすればよいのか頭が回らない状態。
何でこんな事になってしまったのか?当日アメリカにいる姪が「いつも気が付くと脇役になっているけど、今日は主役になってね!」とメールをくれたのに、やっぱり私は主役になれないんだなーなんて考え、バスに乗っていても考えただけで涙が出て来てしまう毎日でした。
嬉しくって皆に感謝した(今後の私の励みになるはずだった)思い出が傷ついてしまいました。
何週間かが過ぎて、何気なく教室でその話をした所、心優しいクラスの皆さんが励ましてくださり「先生、どこかのお寺か神社でその写真をお焚き上げしてもらったらいいわよ。気持ちの問題だから」と言って下さいました。本当にその通りですね。
自分の気持ちを何とかしようと思い、Tデパートまで行き写真を受け取り一人で西新井大師に行って来ました。帰りのバスの中で、皆に渡してしまった2Lサイズの額入り写真も回収して同じように西新井大師にお願いする事に決めました。決めたからには何とか早く回収しないと、なんせアメリカでも飾ってあるのですから。

その後、甥が交渉役になってくれて居るのですが、私の「その時の写真はもう要らない」気持ちは変わっておりません。正しくなっていても見る気にならないのです。その代わり各家庭へ写真館から手紙を添え回収をしてもらう様要求し、全部戻ったら私がもう一度お焚き上げに行く事にしました。
その代金と写真代も返してもらいます。写真館側からは、お詫びの「お菓子」と1万円のTデパートの商品券だそうです。それはお年賀にしたのはこちらの勝手かもしれませんが、時間を掛けインクを買ってきてプリントをし、額を買い、何よりも縁起でもないお年賀を配ってしまった代わりのお年賀をTデパートの商品券で買わなければならない気持ち!そして自慢したいほど嬉しかった思い出が、考えるたび涙が出てくる程いやな思い出になってしまった事。
なぜ最初に、もう一度撮らせて下さい(実際は無理ですが)位、言えないのでしょうか。
今時、写真館で写すという事はお客様にとって特別な記念だからでしょう。せめて商品券で無ければ、何十万も掛けた大パーティーでも無いのだから、その分でもう一度集まり直し「還暦の時にこんな事が有ったね」と何年後かに笑顔で話せれば、良い思い出に変わるのに・・。

やっぱりTデパートの写真屋さん許せない!!



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